「案じております」と「ご案じ申し上げております」の違いとは?分かりやすく解釈

「案じております」と「ご案じ申し上げております」の違いとは?違い

この記事では、「案じております」「ご案じ申し上げております」の違いを分かりやすく説明していきます。

「案じております」とは?

「案じております」とは、「人やものごとについて心配していると伝える丁寧な表現」です。


「案じております」の言葉の使い方

「案じております」は、ビジネス用語だけではなく日常でも使われます。

「案じて」は動詞「案ずる」の連用形に接続詞「て」が付いた語で、「心配して」「気遣って」という意味、「おります」は動詞「いる」の丁寧語「おる」の連用形に、丁寧語「ます」が付いた語です。

全体で「心配している」を丁寧にした表現で、目上の人や社外の人に使えます。


「ご案じ申し上げております」とは?

「ご案じ申し上げております」は、「人やものごとについて心配していると伝えるより丁寧な表現」です。

「ご案じ申し上げております」の言葉の使い方

「ご案じ申し上げております」は、ビジネス用語や、より地位が高い人と話す時に使われます。

「ご」は謙遜語の接頭辞、「申し上げ」「お・ご〜申し上げる」で、その行為の対象を敬う意味です。

上記で紹介した「案じております」より更に目上の人や、大切なお客様などに使われる、非常に丁寧な表現です。

「案じております」と「ご案じ申し上げております」の違い

「案じております」「心配している」の丁寧表現です。

「ご案じ申し上げております」「心配している」をより丁寧にした敬語表現です。

「案じております」の例文

「案じております」の例文は以下の通りです。

・『会社の将来を案じております』
・『商品の売れ行きを案じております』

「ご案じ申し上げております」の例文

「ご案じ申し上げております」の例文は以下の通りです。

・『ご連絡が取れませんので、ご案じ申し上げております』
・『その後のご体調をご案じ申し上げております』

まとめ

今回は「案じております」「ご案じ申し上げております」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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