観光都市飛騨の街の違いとは?
この記事では、「飛騨古川」と「飛騨高山」の違いを分かりやすく説明していきます。
「飛騨古川」とは?
飛騨地方における飛騨市エリアであり、飛騨古川駅と飛騨高山駅間の所用時間は15分程度にしかすぎません。
飛騨市は元々観光の街でしたが、2016年までは飛騨高山を訪れた際についでに立ち寄る様な場所だったと言えます。
それが一変したのは『君の名は』のアニメ化で飛騨古川駅をはじめとした街並みが描写された事でしょう。
作品の聖地巡礼を行う人が増えた事で良くも悪くも街がにぎわう事になりました。
「飛騨高山」とは?
飛騨地方の高山市を中心にしたエリアを指します。
古くから飛騨の小京都と呼ばれ観光産業が成り立っていました。
宮川の朝市観光は有名であり、朝市を回るだけの目的での観光客も多く来訪します。
かつて名古屋鉄道が富山まで特急を走らせていた時代もあり、今より利便性の高い時代もありました。
それでも現在も特急ひだが名古屋、大阪から発着。
特に中京圏からは普通列車でも充分楽しめる観光都市だと言っていいでしょう。
また東海北陸自動車道の開通した90年代末、近年のシティホテル群の建設など名古屋からはより安価な観光都市化の色を強めています。
「飛騨古川」と「飛騨高山」の違い
「飛騨古川」と「飛騨高山」の違いを、分かりやすく解説します。
古くから観光都市化しており、観光、宿泊、食事とソフト、ハード面が充実しているのが「飛騨高山」だと言っていいでしょう。
近年のシティホテルの相次いだ開業により、一泊5000円を切り、かつての民宿にとって代わる勢いだと行っていいでしょう。
また「飛騨古川」は確かに2016年のアニメ『君の名は』で有名になりましたが、「飛騨高山」はそれ以前から多々作品の舞台になっていました。
特に『氷菓』は作者「米澤穂信」の出身地であり、物語の展開される神山市のモデルになっています。
まとめ
総合的には「飛騨高山」観光をするついでに「飛騨古川」へ足を運ぶ人が多いと言っていいでしょう。
前者は飛騨地方の高山市、後者は飛騨地方の飛騨市周辺のエリアを指しています。
古くから観光都市として蓄積されたハードとソフトを持つのが「飛騨高山」です。
「飛騨古川」は古くからの街並みが主な観光ソフトであり、飛騨高山駅からは15分のロケーションで観光資源を全て見て歩くのにはそう時間は必要ありません。