この記事では、「発刊」と「創刊」の違いを分かりやすく説明していきます。
「発刊」とは?
定期的に印刷物を世に出すという意味合いを持つ言葉が「発刊」です。
週刊誌、月刊誌、新聞などを出すことを「発刊」と表現することが出来ます。
また、その印刷物を初めて世に出すことも「発刊」といいます。
「発刊」に似た言葉に「発行」があります。
「発刊」された後は「発行」という表現に切り替わることも多く、貨幣や証明書など、不定期に出される印刷物も「発行」が用いられます。
「創刊」とは?
定期的に出される「発刊」印刷物において、一番最初に出す第一号を「創刊」と呼びます。
このことから、第一号を「創刊号」とも呼んでいます。
週刊誌や月刊誌などの第一号も、「創刊号」と表現することができます。
「創刊号」は記念すべき一歩となり、そこから歴史が刻まれていくことになります。
「発刊」と「創刊」の違い
どちらも印刷物を世に出す際に使われる言葉ですか、「発刊」は定期的に出される印刷物を指し、総称的なニュアンスもあります。
「創刊」は、「発刊」される際の一番最初の印刷物を指し、第一号や第一巻のような意味合いがあります。
新たなアイデアやチャレンジによる「創刊号」は、TVCMやニュースなどで話題となり、爆発的な人気を呼ぶこともあります。
しかし、現在ではネット環境の普及により、スマホやタブレットでの利用者が増え、印刷物に代わるサービスが主流となり、雑誌や新聞の発行部数が伸び悩む難しさもあるようです。
また、無許可で著作物をネットで公開してしまう海賊版サイトが横行し、社会問題にもなっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「発刊」と「創刊」は、どちらも印刷物に関する言葉です。
定期的に発行されるのが「発行」、新たに作り出された第一号印刷物を「創刊」と表現することが出来ます。
ちなみに、発刊された印刷物が発行された数を発行部数、ネット上からダウンロードされた書物などの数を、発行ダウンロード数と呼ぶことが出来ます。