この記事では、「予想外」と「想定外」の違いを分かりやすく説明していきます。
「予想外」とは?
「予想外」は「よそうがい」と読みます。
意味は「思っていたことと違った結果になること」です。
事前にこうなるだろうと考えていたことと違った成り行きになり、驚く気持ちを表します。
「予想外」の言葉の使い方
「予想外」は名詞・形容動詞として「予想外だ・である」「予想外の結末」などと使われます。
「予」は「あらかじめ」「前もって」という意味、「想」は「心に思い浮かべる」という意味、「外」は「物の表側」「ある範囲から離れた外側」「一定の枠・意向などから離れること」という意味、「予想外」で「前もって心に思い浮かべていた結果とは違うこと」になります。
「想定外」とは?
「想定外」は「そうていがい」と読みます。
意味は「前もって思ってもみなかった状況や出来事」です。
まさかそうなるとは思っておらず、対応などが追い付かない状態を表します。
「想定外」の言葉の使い方
「想定外」は名詞・形容動詞として「想定外だ・である」「想定外の出来事」などと使われます。
「想」は「心に思い浮かべる」という意味、「定」は「ものごとを決めて変えない」という意味、「外」は「物の表側」「ある範囲から離れた外側」「一定の枠・意向などから離れること」という意味、「想定外」で「心に思い浮かべてて決めておく範囲とは全く違うこと」になります。
「予想外」と「想定外」の違い
「予想外」は「前もって心に思い浮かべていた結果とは違うこと」です。
「想定外」は「心に思い浮かべてて決めておく範囲とは全く違うこと」です。
「予想外」の例文
「予想外」の例文は以下の通りです。
・『レースは予想外の結果になった』
・『予想外に盛り上がる飲み会になった』
・『映画は予想外の結末だった』
「想定外」の例文
「想定外」の例文は以下の通りです。
・『事故が起きたのは想定外だった』
・『想定外の円安になり慌てる』
・『想定外の大地震が起きる可能性がある』
まとめ
今回は「予想外」と「想定外」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。
