この記事では、「ダービー」と「皐月賞」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ダービー」とは?
ダービーは元々、英国の名家の名前であり、1780年に創設された英国競馬のクラシックレースの名としても使われているのです。
日本でも、英国競馬にならって毎年5月に行われる、東京優駿の通称として、使われていたりします。
「ダービー」の言葉の使い方
ダービーは、基本的に競馬のレース名を指し示す言葉として使用される事が多いです。
日本では、日本中央競馬会が開催するクラシックレースの1つである、東京優駿を示す言葉であり、このダービーを用いて、日本ダービーと呼んでいたりします。
「皐月賞」とは?
皐月賞は、さつきしょうと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、5月を意味する皐月の漢字に、価値を褒めたりもてはやすといった意味を有する賞の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ皐月賞は、日本中央競馬会が開催しているクラシックレースの1つで、サラブレッド系の3歳馬により2000メートルの距離で行われるレースを示すのです。
「皐月賞」の言葉の使い方
皐月賞は、日本中央競馬会が行うクラシックレースの1つを表す言葉として、用いられています。
サラブレッド系の3歳馬によるレースで、中山競馬場の芝2000メートルという距離で行われるのが基本です。
「ダービー」と「皐月賞」の違い
ダービーと皐月賞の文字表記を見比べれば、カタカナと漢字という全く違う文字が使用されている言葉であると直ぐに理解出来ます。
所がどちらも日本中央競馬会が開催するクラシックレースの名前として、使われる事が多い言葉である点がややこしいです。
ただしダービーの方は、サラブレッド系の3歳馬が2400メートルの距離で競走する東京優駿の通称として使われています。
一方の皐月賞は、サラブレッド系の3歳馬が2000メートルの距離で行うレース名を示すのです。
まとめ
2つの言葉は使用されている文字は全然違うものの、共に日本中央競馬会のクラシックレースの名前として用いられる言葉だったりします。
もっともダービーは、サラブレッド系3歳馬が芝2400メートルの距離で行う東京優駿の通称として使われる事が多い言葉です。
対する皐月賞は、同様にサラブレッド系の3歳馬が2000メートルの距離を走るクラシックレースの名前として、用いられています。