この記事では、「会合」と「会議」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「会合」とは？
同じ場所に複数の人が集まって話し合いすることを「会合」【かいごう】といいます。
集まるといったところに焦点を当てている言葉であり、職場だけでなく、村人が定期的に集まって話し合う行為も当てはまるわけです。
たいていは電話や投函などでどこに何時集まって話し合うか事前に決めておき、当日は歩いたり、バスなどを使って公民館に集まります。
そして、地域の活性化やゴミ捨て場を決める、害獣問題の解決策について話し合って良い方向になるよう提案していくのです。
「会議」とは？
複数の人が同じ目的を持って話し合いするのが「会議」【かいぎ】といいます。
例えば、職場でより快適に働くには何をどのように改善すればいいかみなで提案したり、徹底的に論じるのが目的です。
企業では広い「会議室」というみなで論じるための場所があり、定期的に呼びかけて重役から選ばれた社員を集めて話し合います。
「会合」と「会議」の違い
「会合」と「会議」の違いを、分かりやすく解説します。
2人以上の人が同じ場所に集まり、課題について話し合うのが「会合」です。
企業ではよく社員が集まって仕事の効率をどう上げればいいか、職場環境の改善などについて話し合う「会合」が開きます。
他にもその地域の住民が集まり、安心して暮らせるように話し合う場合にも使われている言葉です。
もう一方の「会議」は職場で新商品の良さを社長に伝えたり、次に展開するサービスは何を取り上げるかといった仕事関係についての議論や決定するのが目的になります。
「会合」の例文
・『安心な街づくりを目指し、定期的に地域の住民が会合を開く』
・『料理を食べながら顔見して、交流を深める会合もある』
「会議」の例文
・『会議では、部下の意見を優先して新商品の開発に取り組んでいる』
・『工場長と従業員は自宅のテレビで会議に参加して、意見を出し合う』
まとめ
人々が集まるといった行動を指す言葉ですが、集会といった意味で使うときは「会合」を、「会議」は仕事の話し合いすると覚えるといいでしょう。
