この記事では、「亜麻仁油」と「えごま油」の違いを分かりやすく説明していきます。
「亜麻仁油」とは?
亜麻仁油は、あまにゆと読むべき言葉です。
漢字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、亜麻という植物の種子という意味を持っている亜麻仁の漢字に、液状のあぶらといった意味を有する油の漢字を付け加える事で完成した言葉となっています。
以上の事から亜麻仁油は、アマ科に属する亜麻と呼ばれる植物の種子から採った油を示すのです。
「亜麻仁油」の言葉の使い方
亜麻仁油は、亜麻という植物の種子から採取した油を意味する言葉として用いられています。
アレルギーに効果のある健康食品として、この亜麻仁油は利用される事が多いです。
「えごま油」とは?
えごま油は、えごまあぶらと読むのが正解な言葉となっています。
文字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、シソ科の一年草のえごまの文字に、水に溶けない可燃性物質という意味がある油の漢字を付け足す事で成立した言葉です。
そのためえごま油は、シソ科のえごまという植物の種子から採られた油を表します。
「えごま油」の言葉の使い方
えごま油は、えごまの種子から採取した油を意味する言葉として使われているのです。
現代人が不足しがちな栄養素を含んでいるため、このえごま油という言葉は健康食品の1つとして登場する事が少くなくありません。
「亜麻仁油」と「えごま油」の違い
亜麻仁油とえごま油の文字表記を見比べれば即座に、亜麻仁とえごまという文字の違いを発見出来ます。
所が最後の油の漢字は共通で、しかもどちらも健康食品として登場する事が多いです。
とはいえ亜麻仁油は、アマ科に属する一年草である亜麻の種子から採取出来る油を示します。
一方のえごま油は、シソ科の一年草であるえごまの種子から採取可能な油を表すのです。
まとめ
2つの言葉には共通する漢字がある上に、共に健康食品として扱われる事が多く見られます。
ただし亜麻仁油は、亜麻という植物の種子から採取した油という意味で用いられる言葉です。
対するえごま油は、一年草であるえごまの種子から採取した油という意味で使われる言葉となっています。