「わけぎ」と「あさつき」の違いとは?分かりやすく解釈

「わけぎ」と「あさつき」の違いとは?違い

この記事では、「わけぎ」「あさつき」の違いを分かりやすく説明します。

「わけぎ」とは?

わけぎとは球根性の多年草で、野菜として食べられています。

ネギと玉ネギの交雑種で、青ネギに似た見た目です。

球根性なので、根本の部分に少し膨らみがあります。

わけぎはギリシャが原産とされており、日本では関西を中心に食べられています。

ネギや玉ネギと比べると辛味が少なく、甘みも感じられる野菜になります。

青ネギは辛味があるため薬味として用いられることが多いですが、わけぎはぬた等の和え物等にして食べることが多いです。

ぬたは酢味噌で和える料理のことをいいます。


「あさつき」とは?

あさつきとは、ヒガンバナ科ネギ属に属する球根性の多年草です。

中国が原産で、エゾネギの変種とされます。

あさつきは漢字では「浅葱」と書きます。

ネギよりも色が浅い(薄い)ことから「あさつき」という名前になりました。

山などに広く自生している野草で、それを食用として栽培するようになったのです。

あさつきは香りが強く、辛味も強いのが特徴になります。

葉の緑色も鮮やかで、薬味として食べられています。

おひたしや和え物、炒め物等にも用いられます。


「わけぎ」と「あさつき」の違い

わけぎとあさつきは見た目が良く似ていますが、異なる種類の野菜です。

わけぎの方が辛味が少なく甘みもあるので、食べやすいといえます。

そのため薬味ではなく、和え物などにして食べることが多いです。

あさつきは辛味も香りも強いので、薬味として使うのに向いています。

鍋料理の薬味などにも用いられています。

ただし、辛いのが苦手という場合には、あさつきの代わりにわけぎを使ったりもします。

原産国にも違いがあり、わけぎはギリシャが原産ですがあさつきは中国が原産の野菜です。

まとめ

辛味が少なく甘みもあって食べやすいのがわけぎで、辛味が強く香りもあって薬味として使うのに向いているのがあさつきです。

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