「ロコモコ」と「タコライス」の違いとは?分かりやすく解釈

「ロコモコ」と「タコライス」の違いとは?違い

この記事では、「ロコモコ」「タコライス」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ロコモコ」とは?

飯の上にハンバーグと目玉焼きをのせ、グレイビーソースをかけた食べものです。

レタスやトマトなどの生野菜を添えることもあります。

ハワイ料理の一種です。

グレイビーソースとは、調理した肉から出た汁を使って作るソースのことです。

肉を調理した後の鍋やフライパンには、肉汁が残ります。

ここにワインや水、炒めた小麦粉や片栗粉などを加え、火にかけながらかき混ぜてソースを作ります。

「ロコモコ」が誕生した地は、ハワイ島のヒロといわれています。

小さなレストランにやってきた客が、安くてすぐに食べられるお腹がいっぱいになる料理を作って欲しいとリクエストをし、店がこれに答えて作ったといわれています。


「タコライス」とは?

タコスの具材を飯の上にのせた食べものです。

沖縄料理の一種です。

タコスとはメキシコ料理の一種で、チーズ、レタス、炒めたひき肉などを、トルティーヤに挟んで、サルサソースをつけて食べるものです。

「タコライス」の発祥は沖縄県金武町にあった飲食店といわれています。

時代は1980年ころです。

この飲食店には海兵が訪れていました。

当時は変動相場制が導入され、海兵たちには緊張状態が見られました。

そんな海兵たちに安くてボリュームのある料理を食べさせたいと考え、この料理が誕生したといわれています。


「ロコモコ」と「タコライス」の違い

「ロコモコ」「タコライス」の違いを、分かりやすく解説します。

飯の上に肉がのっているという点が似ていますが、2つのものは別の料理です。

まず、誕生した地が違います。

前者はハワイで生まれ、後者は沖縄で生まれています。

のせる肉も違います。

前者はハンバーグで、後者は炒めたひき肉です。

また、前者には目玉焼きものせますが、後者には目玉焼きはのせません。

まとめ

飯の上に肉がのっている料理である点が似ていますが、誕生した地やのっている肉などに違いがあり、別の食べものです。

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