この記事では、「ボタン」と「スイッチ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ボタン」とは?
機械を作動させるための指で押して使う突起のことです。
たとえば、テレビのリモコンにこれが使われています。
テレビのリモコンには、いくつもの突起があります。
電源と書かれている突起を押せば、テレビがついたり消えたりします。
数字が書かれている突起を押せば、そのチャンネルにあわせることができます。
他には、パソコン、プリンター、扇風機、加湿器、空気清浄機などにもついています。
電気を使って動くものに取りつけられていることが一般的です。
この突起を押すと、突起部分が沈み込みます。
これ以外にも、衣服などをあわせるための道具という意味もあります。
衣服のもう一方に穴をあけ、その部分をくぐらせて衣服をあわせます。
「スイッチ」とは?
電気回路を開いたり閉じたりするための装置のことです。
電気回路を開くことで、電気が流れて機械が動きます。
電気回路を閉じれば、電気の流れが止まり機械の動きも止まります。
たとえば、照明器具に取りつけられています。
住宅の場合は、壁に設置されていることが多いです。
「スイッチ」を押して電気回路を開くと明かりがつき、もう一度押すと電気回路が閉じて明かりが消えます。
電気回路が開き電気が流れているのかを確認できるように、「スイッチ」に工夫がされているものもあります。
「ボタン」と「スイッチ」の違い
「ボタン」と「スイッチ」の違いを、分かりやすく解説します。
前者は機械を作動させるための突起のことです。
後者は、電気回路を開閉する装置のことです。
このように意味に違いがあるのですが、同じものを指して使われることがあります。
テレビのリモコンについている突起の場合、電源の入り切りをする突起は、前者で呼ぶこともあれば、後者で呼ぶこともあります。
チャンネルをあわせるための突起は前者で呼ばれています。
まとめ
一方は機械を動かすための突起、もう一方は電気回路の開閉を行う装置で意味に違いがあります。