この記事では、「キャットニップ」と「またたび」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「キャットニップ」とは?
シソ科の多年草であり、海外では「またたび」を「キャットニップ」といいます。
猫を誘因する作用に優れているイヌハッカというハーブであり、猫が誘われるといった効果をもたらします。
誘発するネベタラクトンという成分を含むため強く反応させ、元気に遊びまわる姿が見せるわけです。
そんな「キャットニップ」は室内飼いの猫の運動不足を解消し、ストレスを改善するといった効果があります。
また、元気がないときに嗅がせれば、前向きに動き回る姿が見られるようになるのです。
「またたび」とは?
猫が強く反応して体を動かすのに使えるおもちゃが「またたび」です。
日本では古くから猫を刺激して遊べるものとして使われてきました。
両手で掴もうとして動き回れば運動不足の解消になり、元気よく動き回る猫と一緒に遊べるようになるわけです。
他にも身体をなすりつけてくる、甘えて愛想が良くなるといった効果も見られます。
このような効果をもたらすのは、揮発生のマタタビ酸やアクチニジン、βフェニルエチルといった成分を含む「またたび」がヤコブソン器官を刺激し、アセチルコリンが分泌されて脳波を癒すのです。
「キャットニップ」と「またたび」の違い
「キャットニップ」と「またたび」の違いを、分かりやすく解説します。
香りに誘われて刺激された猫は元気良く動き回り、運動不足を解消できるのが「キャットニップ」です。
ネベタラクトンを含むため刺激された猫は飛び回り、ストレスを解消します。
また、爪とぎに振り掛ければ自ら進んで研いだり、遊ばなくなったおもちゃでもじゃれ合うようになるのです。
もう一方の「またたび」はマタタビ酸やβフェニルエチルといった成分がアセチルコリン分泌を促して甘えてきたり、かわいらしく床に寝転がって運動不足を解消します。
まとめ
どちらも猫の運動不足を解消したり、癒す効果をもたらすときに使えるものですが、含まれている成分や言い方に違いがありますので、異なる点を比べてみましょう。