怪我や病気した人を表す言葉には「患者」や「怪我人」があります。
この記事では、「患者」と「怪我人」の違いを分かりやすく説明していきます。
「患者」とは?
「患者」とは病気に罹っている人を表す言葉であり、特に医者から診断を受けて治療をしている人を表す時に使います。
病気に罹っている人を表す言葉には「病人」があり、こちらは医師の診断に関わらず様々な場面で使うことが可能です。
「患者」は英語で“patient”であり、医療現場では“Pt. ”という表記が使われます。
「患者」は外来患者と入院患者に分類されており、後者は専門的な治療を受けることが可能です。
「怪我人」とは?
「怪我人」とは怪我している人を表す言葉です。
「怪我人」は軽い怪我している人から重症な負傷者を表す時にも使うことが可能です。
この言葉に使われている「怪我」は基本的に外来の事故や負傷を表す意味の言葉であり、内的な疾患などは含まないのが特徴です。
「怪我」の類義語には「疾病」があり、こちらは内的な疾患や病気を表す時に使います。
「患者」と「怪我人」の違い
「患者」は医者から診断を受けて治療している人を表す言葉です。
「怪我人」は怪我している人を表す言葉であり、運動や仕事など外的な原因によって発生するものを示すのが特徴です。
「患者」の例文
・『患者からのナースコールが急に来たので慌てて駆けつけたところ、かなり体調が悪化していたので先生を呼びました』
・『患者本人の希望は手術なのですが、もう少し薬を使った治療した方がいいと思っています』
「怪我人」の例文
・『そのフェスでは怪我人が多数発生したので、SNSで批難の声が上がりました』
・『怪我人の処置はテント内で行うので、そちらに向かってください』
まとめ
「患者」は医者から診断を受けて治療している人を表す言葉であり、「怪我人」は怪我している人を表す言葉です。
「怪我人」は病院に行って診断を受けると「患者」になります。