「退役」と「退任」の違いとは?分かりやすく解釈

「退役」と「退任」の違いとは?違い

この記事では、「退役」「退任」の違いを分かりやすく説明していきます。

「退役」とは?

「退役」とは役職やその任務を辞めて退くことです。

特に企業の部長など一般的な職業の役職ではなく、軍部の士官や将校といった軍事関連の役職を持つ人が兵役から退き、軍務につくことを辞めることを指します。

怪我などで軍務を続けられなくなったからと言う理由で「退役」することもあれば、兵役が満期になったので軍務から離れるという場合にも使われる言葉です。

そのため軍艦や航空機といった軍用の乗り物が運用を終えることも「退役」と表現します。


「退任」とは?

「退任」とは職務や役職を辞めてその任務を退くことです。

「退任」は軍事関連以外の職業でも一般的に使われます。

何らかの理由で自分からその役職や任務を途中で辞退する場合にも使われますが、元々定められていた任期を満了したのでその任務から退くという場合にも使われる言葉です。

また役職を「退任」すると同時にその業界や仕事からも退くこともありますが、企業で役職を「退任」しても同じ企業で働き続けることもあるので、仕事を辞めるかどうかまでは関係なく使われます。


「退役」と「退任」の違い

「退役」「退任」の違いを、分かりやすく解説します。

軍部の役職やその任務を退くことが「退役」で、軍事以外の職業で役職やその任務を退くことが「退任」です。

「退役」は運用を終えた軍用の乗り物にも使われる言葉ですが、「退任」は人や人と同じような役職に就いたマスコットの動物以外には使われません。

また「退役」という場合役職だけでなく軍事の仕事そのものも辞めますが、「退任」の場合は役職を退くのと同時に勤めていた企業などを辞めることもあれば同じ企業で働くことは続けることもあります。

まとめ

人以外に使うかとその後どうするかにも違いがありますが、基本的には軍の役務であれば「退役」で軍以外の役務であれば「退任」という、退くのが軍事関連の役職かどうかの違いが一番の違いになります。

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