「モラハラ」と「夫婦喧嘩」の違いとは?分かりやすく解釈

「モラハラ」と「夫婦喧嘩」の違いとは?生活・教育

この記事では、「モラハラ」「夫婦喧嘩」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「モラハラ」とは?

モラルハラスメントを省略した言葉を「モラハラ」といい、相手を自分のいいように支配するため言葉で操ります。

強い口調で言葉を発したり、ときに厳しい言葉を投げかけて自分よりも立場が弱い人を思い通りに操るのです。

このような関係に陥る相手は夫婦であったり、カップル、上司と部下など片方が支配できる関係性でよく見られます。


「夫婦喧嘩」とは?

結婚した男女の間で問題が起きたとき、自分の主張を通そうとするため強い口調で気持ちをぶつけることを「夫婦喧嘩」【ふうふげんか】といいます。

喧嘩する原因としては浮気したり、性格が合わないなどがあげられ、お互いに意見をぶつけ合うわけです。

この「夫婦喧嘩」は両方が納得するまで続き、ときに相手へ掴みかかったり、暴力をふるって感情をぶつける場合もあります。


「モラハラ」と「夫婦喧嘩」の違い

ここでは「モラハラ」「夫婦喧嘩」の違いを、分かりやすく解説します。

上司と部下、教師と生徒といった上下関係を前提として、上の立場にいる人が下の者に対して一方的に言葉で操り、支配することを「モラハラ」といいます。

相手が立ち向かえないと分かっているため、強く自分の意見をぶつけて受け入れるようにしたり、自分の思い通りに行動させようとするのです。

もう一方の「夫婦喧嘩」は結婚した者同士が同じ立場で自分の意見を主張するため衝突する状態を意味しています。

「モラハラ」の例文

・『モラハラ彼女はいつも自分が思い通りにならないと酷く怒る』
・『気に食わない部下が泣くまで責めるモラハラ上司が嫌いだ』

「夫婦喧嘩」の例文

・『深夜になると夫婦喧嘩する声が近所中に響いてきて怖い』
・『激しい夫婦喧嘩が原因で妹は離婚し、犬を連れて実家に戻った』

まとめ

社会的に問題となっている問題ですが、一方的に相手を罵倒するか、二人が対等な立場で主張して喧嘩するといった違いがあると覚えておくといいでしょう。