この記事では、「フランボワーズ」と「ピューレ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「フランボワーズ」とは?
ラズベリーのことです。
フランス語になります。
また、フランスの菓子に使用している場合も、この名で呼ぶことがあります。
「フランボワーズ」は、バラ科キイチゴ属の植物である木苺の一種です。
木苺と呼ばれるものは何種類もあり、その中の一種をこの名で呼んでいます。
果実の色には、赤、白、紫などがあります。
日本で出回っているものは、赤色のものが多いです。
味には甘酸っぱさがあります。
傷みやすいため、日本で生のものを手に入れることは難しく、冷凍されたものや、ジャムなどに加工したものが主に出回っています。
菓子では、ケーキやクッキーなどに使われています。
「ピューレ」とは?
野菜、果物、肉、魚などを生のまま、あるいは煮て、裏ごしをして滑らかにしたものです。
フランス語になります。
似たようなものに「ペースト」があります。
ペーストも食材を滑らかにしたものです。
違いは水分量で「ピューレ」の方が水分が多めです。
ややもったりとしていますが、流動性があります。
果物で作ったものは、果物自体の甘さだけでなく、砂糖を加えて甘みが強くなっており、菓子の材料として使われています。
また、トマトなどの野菜を使用したものは、料理のソースに活用されています。
「フランボワーズ」と「ピューレ」の違い
「フランボワーズ」と「ピューレ」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらもフランス語である点は同じですが、それぞれ違うものを指しています。
前者は植物の一種です。
バラ科キイチゴ属の植物の一種をこの名で呼んでいます。
後者は、野菜や果物などを裏ごししたものです。
生あるいは加熱したものを裏ごしし、滑らかにしています。
使用する食材に決まりはありません。
まとめ
一方は植物の一種で、もう一方は野菜や果物などを裏ごししたもので、それぞれ違うものを指しています。