「アルコーブ」と「ポーチ」の違いとは?分かりやすく解釈

「アルコーブ」と「ポーチ」の違いとは?違い

この記事では、「アルコーブ」「ポーチ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「アルコーブ」とは?

通常のマンションよりも奥ばった場所に造られた玄関を「アルコーブ」といいます。

元々は海外の洋式建築物に採用されていた造りであり、最近は日本でも取り入れられている間取りです。

くぼみがあれば玄関のドアを開けても隣人と目が合う問題も置きにくいので、普段着のままで置き配してもらった荷物を取りに行けます。

また、奥ばっているため陰ができ、建物の外からドアを開閉する姿が見えにくくなるためプライバシーが守れるのも安心なところです。

また、廊下と玄関前の区別がつきやすいため不法に侵入されにくくなります。


「ポーチ」とは?

マンションの玄関前に、柵が設置されているものを「ポーチ」といいます。

玄関のドアから2mほど手前にドアノブが付いた柵があり、人が簡単に入って来てはドアの前に来られないようになるため防犯的にも安心です。

また、共用廊下とはっきり住人が住む場所と独立性を保って区別できます。

また、「ポーチ」がある間取りは玄関が奥ばっているため、ドアを開けても隣人から部屋の中を覗かれる恐れがありません。

広々としている玄関前に自転車や子供用の乗り物、タイヤなどを置いても柵があれば盗難を避けられます。


「アルコーブ」と「ポーチ」の違い

「アルコーブ」「ポーチ」の違いを、分かりやすく説明していきます。

「くぼみ」という意味がある「アルコーブ」は、玄関前よりも1㎡ほどくぼんだ所に玄関のドアがある間取りを指します。

ドアを開けても隣人や共用廊下を歩いている人に姿が見られないのと、大きく開けておいても部屋が丸見えになりにくいので、暑い夏場もプライバシーを保ちつつ風を通しやすいのが利点です。

主に、玄関「ポーチ」がなく、マンションの住人や宅配業者もドアの前まで容易に来られるタイプを指します。

もう一方の「ポーチ」は玄関前にドアが付いた柵があり、人が簡単に入って来られないようにできるのが魅力です。

この柵があれば玄関前は共用廊下とは違う空間であるとマンションの住人や宅配業者などに伝えられますし、鍵付きの「ポーチ」であればより防犯とプライバシー対策ができます。

まとめ

マンションの玄関に関連する言葉を2つご紹介しました。

ただ、形状や設置してあるものに違いがありますので、不動産業者のHPや専門サイトで異なる点を調べてみるといいでしょう。

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