この記事では、「ナッツ」と「豆」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ナッツ」とは?
食用になる木の実のことです。
これにあてはまるものには、アーモンド、クルミ、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、ピーカンナッツ、ピスタチオ、マカデミアナッツ、ブラジルナッツなどがあります。
植物は実をつけます。
その実の中でも、木になるもので食用にするものをいいます。
これらの多くは、油分を多く含む特徴があります。
たとえば、100gあたり含まれる脂質は、アーモンド51. 8g、クルミ68. 8gです。
人間が食べる部分は、硬いからに覆われています。
そのため、硬いからを取り除いたものを食用にします。
加熱をしてそのまま食べたり、お菓子や料理などに使われたりしています。
カビが生えやすいので保存に注意が必要です。
高温多湿、直射日光を避けて、涼しい場所で保存をします。
「豆」とは?
マメ科植物の種子のことです。
その中でも、食用にするものをこのように呼んでいます。
これにあてはまるものには、大豆、小豆、ささげ、そら豆、インゲン豆、落花生などがあります。
タンパク質を多く含むものや炭水化物を多く含むものなどがあります。
たとえば、大豆乾燥100gには33. 8gのタンパク質が含まれています。
小豆乾燥100gには、59. 6gの炭水化物が含まれています。
生で食べることはできず、必ず加熱調理をします。
さまざまな料理があり、またお菓子にも使われています。
特に日本では大豆の加工品が多く、しょうゆ、味噌、納豆、豆腐などに加工されています。
「ナッツ」と「豆」の違い
「ナッツ」と「豆」の違いを、分かりやすく解説します。
前者は食用の木の実です。
後者はマメ科植物の種子で、食用にするものをいいます。
後者の多くは木の実ではなく、草本です。
マメ科の樹木もありますが、日本ではこの種子を食用にする機会は少ないです。
まとめ
木になるものなのか、マメ科の植物なのかという点に違いがあります。