「コビトカバ」と「カバ」の違いとは?分かりやすく解釈

「コビトカバ」と「カバ」の違いとは?違い

この記事では、「コビトカバ」「カバ」の違いを分かりやすく説明します。

「コビトカバ」とは?

コビトカバとはカバ科コビトカバ属に属する動物で、ミニカバと呼ばれることもあります。

リベリアやギニア、コートジボワール、シエラレオネといった西アフリカに分布しています。

特にリベリアに多く、森の中や沼などにいます。

コビトカバは夜行性で、夕方から深夜にかけて活発に活動します。

昔はカバの奇形と考えられていましたが、1913年に捕獲されたことでその存在が明らかとなります。

生息数が非常に少なく、絶滅危惧種としてレッドリストにも指定されました。


「カバ」とは?

カバはカバ科カバ属に属する動物で、南アフリカ大陸に分布しています。

陸上の哺乳類の中では、ゾウやサイに次いで大きな体をしています。

カバは日中のほとんどを水の中で暮らしており、昼間に活発に活動します。

カバは動物園などで飼育されることも多く、絵本やアニメなどにも擬人化されたキャラクターが登場したりします。

そのため野生動物の中では、よく親しまれている動物です。


「コビトカバ」と「カバ」の違い

コビトカバとカバの違いは、体の大きさにあります。

コビトカバは体長が150㎝から180㎝くらいで、体重は180kgから280kg程度とされます。

それに対してカバは、体長が350㎝から400㎝ほどあります。

体重も1300kgから1500kgくらいで、雄の場合2000kgを超えることもあるようです。

また、コビトカバは夜行性で森の中にいることが多いですが、カバは昼行性で水の中にいることが多いです。

コビトカバの方が生息数は少なく、世界三大珍獣の1つにも数えられています。

カバは子どもにも大人にもよく知られた動物で、世界中で親しまれています。

まとめ

コビトカバとカバの違いは、体の大きさにあります。

体が大きいのがカバで、コビトカバの方が小さいです。

また、コビトカバは夜行性ですが、カバは昼間に活動します。

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