この記事では、“discriminate”と“distinguish”の違いを分かりやすく説明していきます。
「discriminate」とは?
discriminateは、dis・crim・i・nateと音節で区切って発音する言葉です。
日本語としては、区別するとかえこひいきをする、識別するといった意味を持っています。
更に現在分詞はdiscriminating、過去形と過去分詞はdiscriminatedで、三人称単数現在がdiscriminatesです。
「discriminate」の使い方
discriminateは、区別するや差別するという意味として用いられる事が多い言葉となっています。
具体的にはdiscriminate X from Yで、XとYを区別するといった意味を表す事が多く見られるのです。
「distinguish」とは?
distinguishは、dis・tin・guishという区切り方をして発声すべき言葉となっています。
明確に区別するとか見分ける、聞き分けるという意味を持つ単語です。
ちなみに現在分詞はdistinguishingであり、過去形と過去分詞は共にdistinguished、三人称単数現在はdistinguishesとなっています。
「distinguish」の使い方
distinguishは、シンプルに違いを区別するという意味で使われる事が多い言葉です。
例えばdistinguish C from DでCとDを区別する、CとDの違いが分かるという意味になります。
或いはdistinguish E between Fで同じくEとFを区別するという意味を表す事もそれなりに多く見らるのです。
「discriminate」と「distinguish」の違い
discriminateとdistinguishは、どちらも区別する、違いを見出すといった同じ意味を持つ言葉同士となっています。
お陰で英語で区別するという意味を表す際に、どちらを用いるべきかで迷う人は少なくありません。
ですがdiscriminateは差別するという意味もあるので、やや悪い意味合いを含んだ言葉です。
なので悪意を込めずシンプルに区別するという意味を表現したい時には、distinguishを使うのが無難と言えます。
「discriminate」の例文
・『They grew up discriminated against』
・『I try not to discriminate against students』
「distinguish」の例文
・『Can you distinguish between the two?』
・『It is difficult to distinguish between good and bad personality by appearance』
まとめ
2つの言葉はどちらも、区別するという意味を有しています。
ただしdiscriminateは差別する、というネガティブな意味合いが含まれているのです。
なので単純に区別するとか、見分けるの意味を表す際にはdistinguishを用いた方が無難と言えます。