「努める」と「図る」の違いとは?分かりやすく解釈

「努める」と「図る」の違いとは?言葉の違い【2語】

この記事では、「努める」「図る」の違いを分かりやすく説明していきます。

「努める」とは?

「努める」とは努力するという意味の言葉です。

業績向上に「努める」というように仕事などで長期的に頑張るという意味で使われることもあれば、平静を保つよう「努める」というように短期的に何かを我慢するような使い方もされます。

仕事をする意味での「つとめる」という言葉は他にもありますが、「努める」はただ仕事をこなすだけではなく通常より精を出す、無理があっても我慢して耐えるという頑張りを強調する言葉です。


「図る」とは?

「図る」とは何かを実現しようと企てることやそうしようとすることです。

どうすれば実現できるかと考えて実現のために打てる手を打つという意味があるので、転じて実現のために努力するという意味で使われることもあります。

ただし言葉としては努力するという意味は薄く、目的のために考えることや工夫するという意味が強い言葉です。

長期的な計画を考えることも指しますが、なんらかの行動を起こすという短絡的な行動についても使われます。


「努める」と「図る」の違い

「努める」「図る」の違いを、分かりやすく解説します。

なにかのために努力したり我慢することが「努める」で、何かを実現しようと企てたり目的のために行動しようとすることが「図る」です。

「努める」はなにかのために頑張ることと言い換えられますが、「図る」は努力するという意味合いで使われることはあっても言葉自体には努力するという意味はありません。

まとめ

「図る」は実現のために考えたり工夫することという意味が実現のために努力することと捉えられる事があり、それが努力するという意味の「努める」と類似した言葉として扱われる原因です。

ですが「努める」は努力するという要素を強調している言葉であるのに対し、「図る」の本来の意味は努力するではなく企てるや工夫するということなので、全く別の言葉と思っておくべきでしょう。