「ご質問ありがとうございます」と「ご質問いただきありがとうございます」の違いとは?分かりやすく解釈

「ご質問ありがとうございます」と「ご質問いただきありがとうございます」の違いとは?言葉の違い【2語】

この記事では、「ご質問ありがとうございます」「ご質問いただきありがとうございます」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ご質問ありがとうございます」とは?

「ご質問ありがとうございます」とは、質問をしてくれた相手に対して感謝の意を表す敬語表現です。

「ご質問」「質問」に尊敬を表す接頭辞「御(お/ご)」を付けた表現になります。

ちなみに、接頭辞「御(お/ご)」は文脈によって尊敬語、謙譲語、丁寧語に変化しますが、ここでは質問をした相手の動作に敬意を込めた尊敬語として用いられています。


「ご質問ありがとうございます」の言葉の使い方

「ご質問ありがとうございます」は相手からの質問や問い合わせに応答するときのクッション言葉として使われるケースが多いようです。

具体的な使用例としては、『この度はご質問ありがとうございます』や『弊社サービスへのご質問ありがとうございます』などのように使われています。


「ご質問いただきありがとうございます」とは?

「ご質問いただきありがとうございます」とは、質問をしてくれた相手に対して感謝の意を表す敬語表現です。

「いただく」「もらう」の謙譲語であり、ここでは自分の「相手から質問をもらう」という行為をへりくだり、相手を高める敬語として用いられています。

「ご質問いただきありがとうございます」の言葉の使い方

「ご質問いただきありがとうございます」は相手からの質問や問い合わせに応答するときのクッション言葉として見聞きすることが多いです。

具体的な使用例としては、『この度はご質問いただきありがとうございます』や『弊社製品にかんして、ご質問いただきありがとうございます』などのように使われています。

「ご質問ありがとうございます」と「ご質問いただきありがとうございます」の違い

「ご質問ありがとうございます」「ご質問いただきありがとうございます」はどちらも質問をしてくれた相手に対して感謝の意を表す敬語表現です。

ただし、「ご質問ありがとうございます」よりも「ご質問いただきありがとうございます」のほうがより丁寧な表現であると言えます。

したがって、どちらを使うか迷ったときは「ご質問いただきありがとうございます」を用いるのが良いでしょう。

まとめ

「ご質問ありがとうございます」「ご質問いただきありがとうございます」は同じ意味を表す敬語ですが、「ご質問いただきありがとうございます」のほうがより丁寧な表現であるということでした。