「迎えに来る」と「迎えに行く」の違いとは?分かりやすく解釈

「迎えに来る」と「迎えに行く」の違いとは?言葉の違い【2語】

この記事では、「迎えに来る」「迎えに行く」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「迎えに来る」とは?

相手が車なり徒歩で待ち合わせした場所に来てくれることを「迎えに来る」【むかえにくる】といいます。

何時にどこへ来て欲しいと伝えれば時間を守って来るわけです。

使い方としては、取引先が14時に駅前まで「迎えに来る」といった使い方をします。

主に、一緒に行く人が向こうから来て、一緒に用事を済ませるといった状況で使う言葉です。


「迎えに行く」とは?

相手が待つ場所に行き、一緒に帰ることを「迎えに行く」【むかえにいく】といいます。

電話やメールで「迎えに来て」と頼まれたとき、進んで迎えに行き、車に乗せて家に帰るといった場面で使われている言葉です。

また、家が近ければ徒歩で迎えに行き、一緒に帰宅することもあるわけです。

主に、時間も遅いため塾から帰る子供を心配したり、大事なお客様が道に迷わないよう「迎えに行く」という行為を指します。


「迎えに来る」と「迎えに行く」の違い

「迎えに来る」「迎えに行く」の違いを、分かりやすく解説します。

向こうの方から車やバイクに乗り、塾が終わった子供や仕事から帰宅する夫と一緒に帰宅するために待ち合わせした場所に来るのが「迎えに来る」です。

主に、向こうからこちらへやって来るといった状況を意味します。

もう一方の「迎えに行く」は自分の方から待ち合わせ場所に行き、そこで待っている人と落ち合って一緒に帰ります。

または、そのまま遊びに行き、二人の時間を楽しむわけです。

「迎えに来る」の例文

・『これから兄が迎えに来るので、1階のロビーに移動した』
・『迎えに来る前に、取引先へメールで会社までの地図を添付した』

「迎えに行く」の例文

・『稽古が終わる時間を見計らって車で迎えに行と、子供が玄関から出てきた』
・『妹を迎えに行った帰り、久しぶりに2人で夕食を食べに食堂へと入った』

まとめ

対照的な言葉を2つご紹介しましたが、自分の方から行くか、相手側がこちらへ来るという違いがあると覚えておくといいでしょう。