この記事では、「潜水士」と「レジャーダイビング」の違いを分かりやすく説明します。
「潜水士」とは?
潜水士とは、潜水具を装着して水中で作業を行う職業のことをいいます。
海底や船底などの調査を行ったり、水中で土木作業を行ったりします。
また、沈没した船の解体や引き揚げなどを行う場合もあります。
海上自衛隊や海上保安庁で、人命救助などの業務に従事している人もいます。
潜水士は国家資格で、潜水士免許試験に合格すると免許が交付されます。
事業者は、潜水士の免許を持たない人に潜水作業を行わせることはできないとされています。
ただし、レジャー目的のダイビングでは、潜水士の免許は特に必要ありません。
「レジャーダイビング」とは?
レジャーダイビングとは、レジャー目的で行うスキューバダイビングのことをいいます。
スキューバという装置を身に着けて行う潜水のことで、マリンレジャーとして人気があります。
レジャーダイビングをするのに、特に資格などは必要ありません。
しかし、レジャーダイビングに必要な器材をレンタルするには、Cカードと呼ばれるライセンスを提示する必要があります。
Cカードはスキューバダイビングを指導する団体が、技能講習を修了した人に対して発行するカードです。
「潜水士」と「レジャーダイビング」の違い
潜水士は潜水で作業する職業のことをいいますが、レジャーダイビングはレジャー目的で行う潜水のことをいいます。
潜水士になるには国家資格を取得する必要がありますが、レジャーダイビングを行うのに資格は必要ありません。
ただし、レジャーダイビングではライセンスを持っていないと器材がレンタルできないので、ライセンスを取得しておく必要があります。
まとめ
潜水士は潜水作業に従事する職業で国家資格が必要です。
それに対してレジャーダイビングは楽しむために行うもので、資格は必要ありません。
ただし、器材をレンタルしなければならないので、ライセンスが必要になります。
