この記事では、「全粒粉ラーメン」と「」の違いを分かりやすく説明していきます。
「全粒粉ラーメン」とは?
全粒粉麺を使用したラーメンのことです。
全粒粉とは、小麦の胚芽や表皮をつけたまま挽いた小麦粉のことです。
一般的な白い小麦粉は、小麦の胚乳部分だけを使用しており、胚芽や表皮は取り除かれています。
この取り除かれてしまう部分には、ビタミン、ミネラル、食物繊維などが含まれています。
精製した小麦粉よりも全粒粉の方が栄養価が高いのです。
しかし、胚芽や表皮を含んでいると、パンや麺などを作ったときに黒っぽくなったり、触感がぼそぼそしたりします。
つるんとした触感とコシを出すには、精製したものが適しています。
ところが、精製した小麦を使用した麺は、麺の味自体が弱いのです。
そこで、スープは強い味や香りを主張するものが使われます。
ところが、つけ麺ブームとなり麺の風味が重視されるようになりました。
スープと麺を別々に盛ることで、麺自体の味を楽しみやすくなります。
全粒粉を使用した麺には、麺自体の風味があります。
「普通のラーメン」とは?
精製した小麦粉を使用した麺を使ったラーメンのことです。
「普通」が何を指すのか人によって異なりますが、一般的にラーメン店で出されているラーメンのことをいいます。
麺の原料は、精製した小麦粉やかんすいなどです。
かんすいを使用することで、独特のつるんとした触感とコシが生まれます。
スープと一緒に盛られることが一般的です。
スープのだしには、豚骨、野菜、魚介などが使われています。
「全粒粉ラーメン」と「普通のラーメン」の違い
「全粒粉ラーメン」と「普通のラーメン」の違いを、分かりやすく解説します。
2つのものは麺に使用する小麦粉に違いがあります。
前者は胚芽や表皮を含んでいますが、後者はそれらを含んでいません。
また、前者はつけ麺で食べることが多いです。
まとめ
2つのものは、麺に使用する小麦粉に胚芽や表皮を含むのか、含まないのかに違いがあります。