この記事では、“surely”と“indeed”の違いを分かりやすく説明していきます。
「surely」とは?
“surely”には、3つの意味があります。
1つめは、~なのは確かだです。
信頼できる、正確であるという意味です。
ある事柄に嘘はなく、正確であると断言できます。
このことを「事実であることは確かだ」と表現できます。
間違いなくそうだ、といった意味合いの言葉です。
2つめは、もちろん、いいともです。
AさんがBさんに「買い物につき合ってくれない?」とお願いをしました。
それに対してのBさんはこう答えました。
「もちろん」。
差し支えないといった意味になります。
3つめは、しっかりと、着実にです。
危ないところがなく、一歩一歩確かにという意味になります。
あるケーキが販売から10年を迎えます。
10年の間、ファンが急に離れてしまうということはなく、少しずつですがファンを獲得してきました。
このことは、「ファンを着実に獲得してきた」と表現することができます。
「surely」の使い方
~なのは確かだという意味では、文を修飾する形で使用をします。
お願いなどに対して「いいとも」「もちろん」と答えるときには、“surely”だけで使用されることがあります。
これで、お願いを聞き入れることができますよ、といった意味になります。
「indeed」とは?
“indeed”には、4つの意味があります。
1つめは、まったく、確かにです。
間違いがないといった意味や、相手の発言に対して強く肯定または否定する意味があります。
今日は気温が35度を超えました。
Aさんが「今日は本当に暑い日だ」といったことに対して、Bさんは「まったくその通り」と答えました。
これは、相手の発言を強く肯定していることになります。
2つめの意味は、実は、はっきり言えばです。
前の文を修正したり、意味を広げたりする言葉です。
「彼は用心深い人だ、はっきり言えば心配性なのだ」といった使い方をします。
3つめは、まさか、へえ、本当かです。
ある人の発言への驚き、疑い、皮肉を表しています。
4つめは、なるほど、いかにもです。
譲歩をして同意を示すような意味があります。
「indeed」の使い方
1つめの意味の、まったく、確かには、文や語を強調する形で使用をします。
2つめの意味の、実は、はっきり言えばは、前の文を修正したり意味を広げたりするために使用するので、前に文がきます。
“~,indeed~”という使い方です。
「surely」と「indeed」の違い
2つの言葉は、確かにという意味が同じです。
どちらの「確かに」も間違いないといった意味合いを持っています。
しかし、“indeed”は“surely”と異なり、真実を強調して使われる点に違いがあります。
また、“surely”は、ある発言に対して「いいとも」という意味で使用することがあり、この点が“indeed”と異なります。
まとめ
確かにという意味は同じ2つの言葉ですが、使われ方に違いがあります。