「がめつい」と「図々しい」の違いとは?分かりやすく解釈

「がめつい」と「図々しい」の違いとは?違い

この記事では、「がめつい」「図々しい」の違いを分かりやすく説明していきます。

「がめつい」とは?

「がめつい」とは欲深く利益を得るために抜け目がなく自分勝手な振る舞いをすることです。

主に金銭的に得するために自分勝手で他者に迷惑をかけるのも厭わないことを指しますが、金銭以外の得をするため損しないために自分勝手に振る舞うことも含みます。

ただし自分勝手な様子を全て「がめつい」というわけではなく、あくまでも利益を得たり損しないための自分勝手さだけが「がめつい」ということです。


「図々しい」とは?

「図々しい」とは恥知らずで遠慮せず自分勝手なことです。

知らない人と接する場合最低限の社会的なマナーは守ることが礼儀ですが、そういった礼儀を守らないことを恥と思わず、自分のためや自分の好きなように振る舞うのが「図々しい」と言えます。

使ってないものをいらないなら欲しいと利益を得るために自分勝手に振る舞うことも含みますが、この作業は嫌だから他人に押し付けるなど利益と直接関係ない自分勝手さも含むのが「図々しい」です。


「がめつい」と「図々しい」の違い

「がめつい」「図々しい」の違いを、分かりやすく解説します。

欲深く利益を得たり損しないために自分勝手な振る舞いをすることが「がめつい」で、恥知らずで自分勝手な振る舞いをすることが「図々しい」です。

「がめつい」はお金やお金以外の損得がかかわる場合にしか使えませんが、「図々しい」は損得がかかわる場合にも損得が一切かかわらない場合にも使えます。

まとめ

損得に関して自分勝手にふるまうのが「がめつい」ですが、それに対して「図々しい」には損得が関係ないので自分勝手なふるまいに広く使われるというのが大きな違いです。

ただし金銭的なことに関して「図々しい」ということはあるものの、欲深くてお金を得るためなら自分勝手になるという意味を強く表現したい場合は「がめつい」が優先して使われます。

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