「あるいは」と「または」の違いとは?分かりやすく解釈

「あるいは」と「または」の違いとは?違い

この記事では、「あるいは」「または」の違いを分かりやすく説明していきます。

「あるいは」とは?

「あるいは」の意味は以下の通りです。

1つ目は「同じ種類の事柄の中で、いろいろな場合があること」という意味です。

2つ目は「もしかしたらある事態が起こる可能性があること」という意味です。

3つ目は「同じ種類の事柄のなかで、どれか1つであること」という意味です。

「あるいは」の言葉の使い方

「あるいは」は漢字で「或いは」と書き、副詞として「或いは本当かも知れない」などと使われたり、接続詞として「バター或いはマーガリン」などと使われます。

動詞「あり」が語源で、基本的に、複数の選択肢があり、どれも同じ程度である中から選ぶというニュアンスで使われる表現です。


「または」とは?

「または」の意味は「2つ以上の似ている事柄の中から、どれか一つを選ぶこと」です。


「または」の言葉の使い方

「または」は漢字で「又は」と書き、接続詞として「電車またはバス」などと使われます。

基本的に、選択肢が複数あり、それぞれの性質が違っている中から選ぶというニュアンスで使われる表現です。

上記で紹介した「あるいは」と言い換えが可能ですが、同じように使えても性質が違うものという印象になります。

「あるいは」と「または」の違い

「あるいは」「複数の選択肢があり、どれも同じ程度である中から選ぶこと」です。

「または」「選択肢が複数あり、それぞれの性質が違っている中から選ぶこと」です。

「あるいは」の例文

「あるいは」の例文は以下の通りです。

・『鉛筆あるいはボールペンでご記入ください』
・『あるいは彼の勘違いかも知れない』
・『水あるいはお酒を加えると良い』

「または」の例文

「または」の例文は以下の通りです。

・『明日は雨または雪になるでしょう』
・『結果は電話またはメールで知らせて欲しい』
・『セットにデザートまたはコーヒーが付きます』

まとめ

今回は「あるいは」「または」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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