「任せる」と「押し付ける」の違いとは?分かりやすく解釈

「任せる」と「押し付ける」の違いとは?違い

この記事では、「任せる」「押し付ける」の違いを分かりやすく説明していきます。

「任せる」とは?

「任せる」とは物事を他人に委ねて処理などを委ねた相手にやらせることです。

その物事に対してどのような処理を行うかを指示してその通りやらせることもありますが、どう対処するかの判断も含めて相手の自由にやらせることもあります。

ただし人に物事を「任せる」ことは悪いことではありませんが、その物事の対処をやらされる側がそれをやりたいと思っていなかったり、それを対処させられることに理屈や感情の面で納得していない場合、認識の上で「任せる」とは別の扱いになるでしょう。


「押し付ける」とは?

「押し付ける」とはなんらかの物事の処理やその責任などを相手の同意なく受け入れさせることです。

自分もしたくないような厄介な仕事を他人に無理やり「任せる」ことは仕事を「押し付ける」代表例と言えます。

「押し付けた」側としては悪意もなくただ物事を「任せる」だけと認識していることも多いでしょう。

しかしそれをやらされる側がやりたくないと思っていたり、相手は自分にそれをやらせる正当性がないなど納得していないならやらされる側としては「任せる」行為ではなく「押し付ける」行為になります。


「任せる」と「押し付ける」の違い

「任せる」「押し付ける」の違いを、分かりやすく解説します。

物事を他人に委ねて相手なりにやらせることが「任せる」で、物事の対処や責任を相手の同意なく相手に受け入れさせることが「押し付ける」です。

お互いに「任せる」だと認識している場合委ねる側も委ねられる側も悪いことではありませんが、その物事を委ねられる側のやる気がなかったり納得できていないと「押し付ける」になります。

まとめ

「任せる」「押し付ける」はどちらも物事を相手に委ねることでありその違いは認識の違いだけと言えるでしょう。

相手がやりたいと思っていたりやりたいとは思わないけれどやらされるのに納得していれば「任せる」ですが、それに納得していなければ「押し付ける」という認識になります。

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