この記事では、「カラー」と「スペーサ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カラー」とは?
「カラー」とは、襟、首飾り、首輪など首のまわりに付ける衣服を総称するもので、主に機会工業製品の他部品との干渉を防ぐ目的で使われる円筒状ものとなります。
前述のように首のまわりの衣服を語源としているので、形状は円筒状のものに限定されます。
「カラー」は、様々な用途で使われており、金属製の部品で強度を補強したり、空間を埋めたり、他の部品との干渉を防いだり、導線同士を絶縁したりするのに使われています。
「スペーサ」とは?
「スペーサ」とは、日本語で間座と呼ばれるもので、英語の“space”の空間という意味から物質と物質の間隔をあけて空間をつくるために使われる部品となります。
「スペーサ」は、本来間隔をあけることを目的としているので、形状は円筒状のものに限らず様々な形があります。
「スペーサ」には、ホイールスペーサ、ネジスペーサ、中空スペーサ、シムスペーサ、カラースペーサなどのものがあり用途によって使い分けられています。
「カラースペーサ」は、形状が円筒状のもので、物質と物質の間隔をあけて空間を作るために使われるものに限定されます。
「カラー」と「スペーサ」の違い
「カラー」と「スペーサ」の違いを、分かりやすく解説します。
「カラー」は、形状が円筒状のものに限定され様々な用途で使われているのに対し、「スペーサ」は、物質と物質の間隔をあけて空間を作るために使われているものという違いがあります。
「カラー」は円筒状の形状に着目しているものです。
「スペーサ」は空間を作るという用途に着目しているものです。
まとめ
「カラー」と「スペーサ」の違いについて説明しました。
「カラー」とは、本来首のまわりに付ける衣服を総称するもので、主に機会工業製品では円筒状ものに限定されます。
「スペーサ」とは、物質と物質の間隔をあけて空間をつくるために使われる部品となります。