「他人行儀」と「水臭い」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「他人行儀」と「水臭い」の違いとは?違い

この記事では、「他人行儀」「水臭い」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「他人行儀」とは?

家族であるというのに、まるで面識がないように振る舞うことを「他人行儀」【たにんぎょうぎ】といいます。

息子であるのに、親とうまく打ち解けていない態度を見せるため相手をひどく困惑させるのです。

とくに、人が見ている前で他人のような顔を見せたり、会話してもどこかかみ合わないといった話し方して家族と寄り添いません。


「水臭い」とは?

血縁者であるのに、どこかよそよそしい態度を見せることを「水臭い」【みずくさい】といいます。

親しく接しようとせず、相手との間に壁を作っては距離を置こうとする人の態度を指すのです。

言葉の由来は、醤油の味がまったく感じないほど水っぽい汁物を水くさいといったことから、愛が感じられない人の様を指す言葉として使われるようになりました。


「他人行儀」と「水臭い」の違い

ここでは「他人行儀」「水臭い」の違いを、分かりやすく解説します。

兄弟や親であるのに知らない人と話しているような話し方することを「他人行儀」といいます。

親密に話し合おうという気持ちがなく、最初から親しい間柄ではない表情を見せながら距離を保ち、行動する姿を見せるのです。

もう一方の「水臭い」は友人や家族といった親しい間柄であるのに、遠慮する態度見せては親しく関わろうとしない様子を表します。

「他人行儀」の例文

・『2年ぶりに顔を見せた妹はどうも他人行儀で話しづらい』
・『浮気した彼女に兄は他人行儀な話し方して背を向けた』

「水臭い」の例文

・『家族であるのに遠慮して、頼ってこない妹に水臭いと感じる』
・『借金して生活が苦しいことを隠す友人に水臭いと感じた』

まとめ

顔見知りであるのに、どこか他人のように振る舞う人の態度について表す言葉を2つご紹介しました。

どのような態度を見せるかドラマや動画見ては調べてみるといいでしょう。

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