「揉め事」と「トラブル」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「揉め事」と「トラブル」の違いとは?違い

この記事では、「揉め事」「トラブル」の違いを分かりやすく説明していきます。

「揉め事」とは?

揉め事とは争い事のことで、ちょっとした争いや混乱が起こっていることをいいます。

揉め事の「揉め」「揉める」という言葉からきていて、「揉める」には「争いが起きてごたごたする」という意味があります。

そのその争い事が起きてごたごたすることを揉め事と呼んでいるのです。

「揉め事が絶えない」とか「揉め事に巻き込まれる」といった使い方をします。


「トラブル」とは?

トラブルとは、揉め事やいざこざのことをいいます。

英語のtroubleをそのまま日本語読みした言葉で、troubleには「問題、困難、めんどうな状況」といった意味があります。

機械などが故障したり、不調だったりすることをトラブルといったりもします。

それから物事が予定していた通りに進まないなど、困った状況を指す場合もあります。


「揉め事」と「トラブル」の違い

揉め事は争いが起こってごたごたしていることをいいます。

トラブルには揉め事という意味があるので、同じ意味になります。

ただし、揉め事は人と人との争い事を指しますが、トラブルには機械の不調や困った状況を指す場合もあります。

トラブルの方が幅広い意味で使われています。

「揉め事」の例文

・『彼らが引っ越してきてから、ゴミ出しをめぐる近隣住民との揉め事が頻繁に起きている』
・『学校外の揉め事を担任の先生に相談するのはどうかと思う』

「トラブル」の例文

・『佐々木さんが山田さんに文句を言ったので、周りの人を巻き込むトラブルに発展した』
・『パソコンのトラブルで仕事が全く進まない』

まとめ

揉め事もトラブルも争い事を表す言葉です。

トラブルには人と人との争い事以外にも、困った状況に陥ることや機械の不調なども含まれます。

それに対して揉め事は、人と人との争い事やごたごたしていることを指します。

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