この記事では、魚の切り身の「塩」と「甘塩」の違いを紹介します。
塩とは?
魚の切り身の塩とは、塩漬けにしたものをいいます。
鮭やサバ、ニシン、タラ等、塩漬けにした魚は色々あります。
鮮魚店やスーパーマーケット等でも販売されており、手軽に購入することができます。
特に塩鮭は人気が高く、味付けの必要がなく焼くだけで簡単に食べられます。
朝食のメニューやお弁当のおかずとしてもよく食べられています。
塩漬けにしていない鮭の切り身は、生鮭として区別して販売されています。
魚は塩水につけることで、保存性が良くなります。
そのため昔から保存食として食べられていました。
昔は冷蔵庫などもなかったので、塩漬けにして保存していたのです。
甘塩とは?
魚の切り身の甘塩とは、塩分濃度が甘口のものをいいます。
塩分濃度の違いによって、甘口・中辛・辛口に分けられています。
具体的には3%未満の塩分濃度のものが甘口で、3%以上で6%未満が中辛、6%以上が辛口とされています。
辛口が最も塩分濃度が高く、塩気を強く感じます。
甘口は最も塩分濃度が低く、「甘」という漢字が使われているからといって砂糖が含まれているわけではありません。
近年は減塩嗜好もあり、甘塩の方が辛口よりも好まれます。
塩と甘塩の違い
魚の切り身を塩漬けにしたもののうち、塩分濃度が低く甘口のものを甘塩と呼んでいます。
塩には甘口・中辛・辛口といった種類があり、甘口が最も塩分濃度は低いです。
そのため保存性には劣りますが、健康志向などもあり塩分は控え目にしたいと考える人も多いです。
そのため塩の中でも甘塩が好まれる傾向にあり、辛口だと塩気が強すぎると感じることもあります。
ただし、塩気が多いとその分旨味が凝縮するので辛口を好む人もいます。
まとめ
塩は塩漬けにした魚の切り身のことで、塩分濃度によって甘口・中辛・辛口があります。
塩分濃度が最も低い甘口のものを甘塩と呼んでいます。