「来る」と「来た」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「来る」と「来た」の違いとは?違い

人気の芸人のギャグとしても有名なものに「来る」という単語があります。

説明不要なほど明確な意味を持った言葉です。

それでは、この「来る」とはどういう意味でしょうか。

また、「来た」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「来る」「来た」の違いを分かりやすく説明していきます。

「来る」とは?

「来る」とは、「来る」という意味の動詞です。

英語では「come」が近いでしょう。


「来た」とは?

「来た」とは、「来る」という動詞の過去形です。

英語では「came」あるいは過去分詞の「come」になります。


「来る」と「来た」の違い

「来る」「来た」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つは、同じ「来る」と言う動詞の未来形と過去形の違いでしかないように思えますが、この未来と過去形の違いがニュアンスや使用するシチュエーションの違いを生んでいます。

この2つの違いを最も簡単に説明するなら、仮定の助詞を伴う場合に未来の時制になるのが「来た」であり、普通の表現の時に未来の時制になるのが「来る」ということになります。

また、連体形として使われる場合には、「来る人」「来た人」のように本来の未来形と過去形になります。

「来る」の例文

・『来る者は拒まずと言うのがモットーです』
・『ゆく年来る年といえば年末の風物詩です』

「来た」の例文

・『誰かが来たら、ベルが鳴るようになっています』
・『このオフィスに来た時、誰もいませんでした』

まとめ

この記事では、「来る」「来た」の違いを、解説してきました。

この例のように、動詞の現在形は多くの場合は未来形として使われ、過去形の表現は仮定の場合には未来になるというのはかなり一般的なことです。

例えば、「行く」が使われるとき、多くの場合はまだ行動を起こしていないし、「行ったなら」という表現もまだ起きていないことに関してのものです。

このように動詞の時制というのは前後のつながりによって微妙に変化するのが特徴です。

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