「新しく」と「新規」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「新しく」と「新規」の違いとは?違い

この記事では、「新しく」「新規」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「新しく」とは?

連用形の新しいが元になる「新しく」【あたらしく】は、これから新しい事に挑戦するときに使う言葉です。

「新しく柔道に挑戦する」といえば、まだやったことがない運動して成果を出そうと試みます。

また、「新しく品種改良して作った野菜」といって、まだ作られていないものを作ってみようと意気込む気持ちを伝えるのです。

このように、自らがまだやったことがない物事に手を出すとき使う言葉になります。


「新規」とは?

副詞として使われている「新規」【しんき】は、これから新しく申し込むときや参加するという場面で使われている言葉です。

「新規に保険を申し込む」といえば、これから新しく加入するため書類へ記入して提出する行為を指します。

また、野球の練習に参加するため団体へ新しく参加する気持ちを申し込み書に書いて出すのです。

このように、自分や家族が新しく始めるため加入する気持ちを伝えるために使います。


「新しく」と「新規」の違い

「新しく」「新規」の違いを、分かりやすく解説します。

これから初めて物事に取り掛かることを「新しく」といいます。

「新しく携帯電話を持つ」ならまだ持ったことがない人がこれから利用する気持ちを伝えるのです。

「新しく銀行に口座を開く」とこれから必要になるため早く開設します。

もう一方の「新規」は水泳や野球スクールに加入し、初めて習うため団体に所属したいと加入するのです。

新しく参加するためお金を払って加入するといった場面で使われています。

「新しく」の例文

・『新しく駅前に出来た郵便局に口座を開設した』
・『新しくできた映画館には温泉施設もあり、賑わっていた』

「新規」の例文

・『新規に銀行口座を開設すると手ぬぐいや団扇が貰えた』
・『お琴の教室に興味がわいたので、新規に申し込んだ』

まとめ

「新」を使った言葉ではありますが、使い方が少し違うところがあります。

どういった使い方すれば言葉をうまく使い分けられるか学んでみるといいでしょう。

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