この記事では、「レスパイト入院」と「ショートステイ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「レスパイト入院」とは?
「レスパイト入院」とは、「在宅療養を行っている人を介護する側の人が、用事があって外出したり、息抜きをしたい時などに利用する、介護と医療管理ができる施設のこと」という意味です。
介護だけではなく、点滴や酸素吸入医療行為を必要とする高齢者が利用する施設です。
連続利用日数は原則14日以内で、退院後に自宅に戻れる人が対象となります。
「レスパイト入院」の言葉の使い方
「レスパイト入院」は福祉用語・介護用語として使われます。
「レスパイト」は英語の「respite」が日本語化した言葉で「悪い状況の一時中断」「困難などからの束の間の解放」「息抜き」という意味、「入院」は「病気やけがの治療などのために一定の期間医療施設にはいること」という意味、「レスパイト入院」で「介護する人の事情や息抜きのために、一時預かりとして医療施設に入ること」になります。
「ショートステイ」とは?
「ショートステイ」とは、「介護認定を受けている人を対象に、健康状態が良くない時や、介護する側に用事があって外出する時などに、負担を軽減するために利用する介護施設のこと」という意味です。
介護付きの宿泊施設で、短い場合は1日からも利用でき、連続利用日数は最長30日間になります。
医療行為に対応していないこともあります。
「ショートステイ」の言葉の使い方
「ショートステイ」は福祉用語・介護用語として使われます。
英語の「short stay」が日本語化した言葉で「short」は「短い」「足りない」「短期間の」という意味、「stay」は「人が同じ家・ホテル・病院などにとどまる」「滞在する」という意味、「ショートステイ」で「介護する人の事情や息抜きのために、短期間介護施設に滞在すること」になります。
「レスパイト入院」と「ショートステイ」の違い
「レスパイト入院」は「介護する人の事情や息抜きのために、一時預かりとして医療施設に入ること」です。
「ショートステイ」は「介護する人の事情や息抜きのために、短期間介護施設に滞在すること」です。
まとめ
今回は「レスパイト入院」と「ショートステイ」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。