この記事では、「レシプロソー」と「ジグソー」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「レシプロソー」とは?
ブレードが大きい電動ノコギリを「レシプロソー」といいます。
刃をきれいに入れるよう垂直に持って切っていけば、切断面も理想的に切れる工具です。
刃が素早く動き、比較的太くて切り難いパイプや木材の断面もすっきり切れます。
建築現場や解体現場でも活躍するこの工具なら塩化ビニルやアルミまで切れる工具になり、切断するときは腕を大きく振り合わせればより簡単に切りやすくなるわけです。
「ジグソー」とは?
少し小さめのブレードの電動ノコギリを「ジグソー」と呼びます。
作業するときは水平に手で持って切断していけば、より断面がきれいに切れるのが魅力です。
電動で素早く刃を上下に動かしながら樹脂や木材、金属といったものがしっかり切れる工具になります。
曲線加工も得意で、刃をブレードで固定し、力強く刃を動かす様はまるでミシンの動きにそっくりです。
細い刃は糸ノコのように好きな形状に切り、真ん中をくり抜けます。
また、普通の工具では切るのが難しいプラスチックも理想的に切れるノコギリです。
「レシプロソー」と「ジグソー」の違い
「レシプロソー」と「ジグソー」の違いを、分かりやすく解説します。
用途がほぼ同じ電動ノコギリを指す名称ですが、メーカーによって名前を変えて使い分けているといった違いがあります。
「レシプロソー」なら配管から木材まで切れる力強い切れ味がたくましく、コードや充電式もあり、ALCや銅材、塩ビ、木材用の刃に変えられるのが魅力です。
往復式の電動ノコギリを指し、腕を大きめに振って切ります。
もう一方の「ジグソー」は細かい曲線を切ったり、中心部分をくり抜く作業に適した工具です。
微妙な角度で調整して、斜めに切り口を切るのも得意な工具であり、45度から90度といった角度で切断できます。
ブレードはトリガーを引けば刃が上下に動いて切ります。
トリガーにかける力によって速さを調整できるので、初心者でも扱いやすい工具です。
まとめ
電動工具を指しますが、腕の振り方や仕上がり、メーカーでの呼び方に違いがあります。
メーカーの公式サイトで情報を得て、比較してみるといいでしょう。