この記事では、「好奇心旺盛」と「多動」の違いを分かりやすく説明していきます。
「好奇心旺盛」とは?
「好奇心旺盛」の「好奇心」とは、珍しいことや知らないことなどに興味を持つ心を意味します。
また、「旺盛」には、活動力が非常に盛んといった意味があることから、「好奇心旺盛」とは、珍しいことや知らないことに対して積極的に活動することを意味します。
自分が知らないこと、珍しいと思うことに対し、もっと知りたいといった気持ちが強く、また、気持ちだけなく、色々と調べたり現地に行ってみたりと活動力があることを意味します。
「多動」とは?
「多動」とは、場面や状況に合わせることが難しく、集中することができずに絶えず動き回っている状況を意味します。
一般的に座って先生の話を聞かなければならない授業中に座らず教室内や教室の外へと移動し落ち着きがない行動異常を「多動」と言います。
「好奇心旺盛」と「多動」の違い
「好奇心旺盛」と「多動」の違いを、分かりやすく解説します。
「好奇心旺盛」と「多動」は全く異なる意味を持ちます。
「好奇心旺盛」は珍しいことや知らないことに対して積極的に活動することを意味し良い意味として用いられます。
一方、「多動」は場面や状況に合わせることが難しく、集中することができずに絶えず動き回っている状況を意味し行動異常を意味する言葉になります。
小さいころ、周りの状況を気にせず見たもの、気になったもののところに移動してしまう子ども。
小さな時は「好奇心旺盛」な子どもと言われていても小学校に入ると「多動」と言われてしまうこともあります。
「好奇心旺盛」の例文
・『息子は好奇心旺盛で、わからないことがあれば何でも聞いてきます』
・『好奇心旺盛な彼は、休みになると気になる場所に出掛けて色々と調べているようです』
「多動」の例文
・『息子に多動の症状があると担任の先生に言われました』
・『多動の子どもを育てるのは想像以上に大変でした』
まとめ
以上のように、「好奇心旺盛」と「多動」は全く異なる意味を持つ言葉です。