「短い時間」と「瞬く間」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「短い時間」と「瞬く間」の違いとは?違い

この記事では、「短い時間」「瞬く間」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「短い時間」とは?

言葉も出ないほどの間に問題が起きたという場面で使われている言葉が「短い時間」【みじかいじかん】です。

瞬時のうちに事態が悪い方向に向っている状況で使われています。

使い方としては、「短い時間に机の上から書類が消えていた」というように用を足しに席を外していただけで、事態がかなり変わっていると伝えられる数分程度の短時間を指すのです。


「瞬く間」とは?

瞼を閉じた瞬間に起こる出来事という意味で使われている言葉が「瞬く間」【またたくま】といいます。

瞬きしているその数秒の間に起こる出来事が前の前で起きたことに酷く動揺する気持ちを伝えるのです。

使い方としては、「瞬く間に姿を消した」と驚く暇もなく過ぎ去って行く様子を伝えます。

また、「瞬く間に広まった」というように、驚くような早さで噂が広く知れ渡ると伝えられる言葉です。


「短い時間」と「瞬く間」の違い

ここでは「短い時間」「瞬く間」の違いを、分かりやすく解説します。

「瞬く間」を今風に言えば「短い時間」と言います。

ほんの一瞬だけ瞼を閉じたとき、目の前の事態が変わっていたという場面で使われている言葉です。

「ほんの短い時間で盗まれた」というように、何秒か視線をずらしただけで椅子に置いていた鞄を持って行かれたと伝える場面で使われています。

もう一方の「瞬く間」は瞬きしている間に姿を消した、見えなくなったと伝える言葉です。

また、噂や流行が驚くような早さで広まったと伝えて驚く様子を伝えます。

「短い時間」の例文

・『たった5分の短い時間に行なわれた犯行であった』
・『短い時間に事態は変わり、座れる席が無くなっていた』

「瞬く間」の例文

・『新幹線が瞬く間に駅を通り過ぎて行った』
・『歌手の最新曲は瞬く間に多くの人を魅了した』

まとめ

瞼を閉じた間に物事が変わっていたと伝える言葉を取り上げました。

「短い時間」よりも「瞬く間」の方がより瞬時に事態が変わっていると伝わる言葉と受け止めておくといいでしょう。

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