「別条」と「別状」の違いとは?分かりやすく解釈

「別条」と「別状」の違いとは?違い

この記事では、「別条」「別状」の違いを分かりやすく説明していきます。

「別条(べつじょう)」とは?

「別条」とは、「他と変わったこと」「いつもとは違った状態や事柄」を意味する言葉です。

「別条」の類義語には「異常(いじょう)」「特異(とくい)」「非常(ひじょう)」「異状(いじょう)」「異様(いよう)」「風変わり(ふうがわり)」などがあります。


「別条」の使い方

「別条」は名詞として使われています。


「別状(べつじょう)」とは?

「別状」とは、「普通と変わった状態」を意味する言葉です。

「別状」の類義語には「異常(いじょう)」「変(へん)」「特異(とくい)」「不自然(ふしぜん)」「おかしい」「アブノーマル」などがあります。

「別状」の使い方

「別状」は名詞として使われています。

「別条」と「別状」の違い

「別条」「別状」はどちらも同じく「べつじょう」と読み、どちらも同じく「普通と変わった状態」という意味を表す言葉です。

したがって、「別条」「別状」は表記違いの言葉になります。

「別条」の例文

・『今日も別条なく1日の業務を終えることができた』
・『とても重大な事故に巻き込まれたが、命に別条はないようで安心した』
・『トラブルに見舞われたが、何ら別条はないのでご心配なく』

「別状」の例文

・『スマホは昨日まで動作に別状はなかったが、今日になって急に電源が落ちるようになってしまった』
・『今日の彼はいつもよりやつれており、何だか別状があるように感じた』
・『別条がなければ、明日の午後には地元に到着している予定だ』

まとめ

「別条」とは、「他と変わったこと」「いつもとは違った状態や事柄」を意味する言葉です。

そして、「別状」とは、「普通と変わった状態」を意味する言葉でした。

どちらも読みは「べつじょう」であり、含める意味も同じであることから2語は表記違いの言葉ということになります。

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