この記事では、「勤務先」と「所属先」の違いを分かりやすく説明していきます。
「勤務先」とは?
「勤務先」は「きんむさき」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「その人が雇用契約を結んでいる企業や組織のこと」という意味です。
2つ目は「その人が実際に働いている場所」という意味です。
「勤務先」の言葉の使い方
「勤務先」は「勤務」+「先」で成り立っています。
「勤務」は「会社などに属して仕事すること」という意味、「先」は「続いているものなどの一番はじめ」「行き着く所」「目的の場所」という意味、「勤務先」で「自分が属している会社」「自分が仕事する場所」になります。
「所属先」とは?
「所属先」は「しょぞくさき」と読みます。
意味は「自分が一員となっている企業や組織のこと」です。
自分が構成員として雇用契約や加入登録している団体を表します。
「所属先」の言葉の使い方
「所属先」は「所属」+「先」で成り立っています。
「所属」は「個人や事物などが、ある団体・組織にその一員・一部として加わっていること」という意味、「先」は「続いているものなどの一番はじめ」「行き着く所」「目的の場所」という意味、「所属先」で「一員・一部として加わっている、元となる団体」になります。
「勤務先」と「所属先」の違い
「勤務先」は「自分が属している会社」「自分が仕事する場所」です。
「所属先」は「一員・一部として加わっている、元となる団体」です。
「勤務先」の例文
「勤務先」の例文は以下の通りです。
・『申し込み用紙に勤務先の電話番号を記入する』
・『ママ友に夫の勤務先をしつこく訊かれる』
・『本社は東京だが勤務先は横浜だ』
「所属先」の例文
「所属先」の例文は以下の通りです。
・『所属先は経理部です』
・『弊社宛の郵便物には担当者の所属先もご記入ください』
・『大学での所属先は〇〇教授研究室と書いておく』
まとめ
今回は「勤務先」と「所属先」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。