この記事では、「企業」と「起業」の違いを分かりやすく説明していきます。
「企業」とは?
「企業」の読み方は「きぎょう」です。
くわだてる、事を始める、といった意味を持つ「企」と仕事、生業、といった意味を持つ「業」の2つの漢字が組み合わさった言葉が「企業」になります。
意味は、営利目的として、継続的に生産や販売、サービスの提供などを行う組織体です。
営利目的とは、つまり、お金を儲けるために生産や販売、サービスの提供を行うことを意味し、それらを行う組織が「企業」になります。
「企業」を用いた言葉には、「大企業」や「中小企業」といった「企業」の規模を表す言葉以外に「企業イメージ」や「企業年金」、「企業意識」などといった言葉があります。
「起業」とは?
「起業」の読み方は「きぎょう」です。
起こす、仕事や活動を始める、といった意味を持つ「起」と仕事、生業、といった意味を持つ「業」の2つの漢字が組み合わさった言葉が「起業」になります。
意味は、新しく事業を始めること。
自ら何か新しい事業を立ち上げることを「起業」と言います。
「起業」を用いた言葉には、「起業家」や「起業マニュアル」などがあります。
「企業」と「起業」の違い
「企業」と「起業」の違いを、分かりやすく解説します。
「企業」も「起業」も同じ「きぎょう」と読みますが、読み方が同じだけで意味は全く異なります。
「企業」の意味は、営利目的として、継続的に生産や販売、サービスの提供などを行う組織体。
「起業」の意味は、新しく事業を始めること。
このように、全く異なった意味を持つ言葉になります。
「企業」の例文
・『就活中の私は、毎日のように企業訪問を行っています』
・『企業イメージが良い点が気に入り、この企業との取引を決めました』
「起業」の例文
・『将来の夢は起業家になることです』
・『彼は起業し大成功を収めました』
まとめ
同じ読み方でも、全く異なった意味を持つ言葉が「企業」と「起業」です。