この記事では、「空」と「大空」の違いを分かりやすく説明していきます。
「空」とは?
いくつもの意味があるのですが、主なものは3つです。
1つめは、頭上に広がる広々とした空間のことです。
このときの頭上とは、建物内部でのことではなく、屋外でのことを指しています。
屋外で頭上を見ると、そこには広々とした空間が広がっています。
その空間を意味します。
2つめの意味は、頭上に広がる空間の様子です。
晴れ、曇り、雨など、天空の様子をいいます。
この意味では、「雨が降り出しそうな空」のような使い方をします。
3つめの意味は、その人が今いるところから遠く離れている場所です。
この意味では「異国の空」のような使い方をします。
これらの意味は「そら」と読んだときのものです。
「空」は「から」「くう」とも読むことができます。
「から」と読むと、内部に何もないこと、実際の内容がともなっていないことという意味になります。
「くう」には、仏語としての意味や、空間という意味があります。
「大空」とは?
頭上に広がる広々とした空間という意味です。
「大」という漢字には、程度がはなはだしい、形や規模が大きいという意味があります。
「空」に「大」をつけると、「空」の広がりの大きさを強調した言い方になります。
頭上に広がる空間は、どこまでもどこまでも続いているように感じられます。
果てがなく非常に広い空間です。
そのような広がりを強調した言い方です。
「空」と「大空」の違い
「空」と「大空」の違いを、分かりやすく解説します。
頭上に広がる空間という意味は同じです。
「大」をつけると、その広がりが大きいことを強調した言い方になります。
前者には、それ以外の意味もあります。
また、「そら」と読むだけでなく、「から」「くう」とも読むこともできます。
まとめ
2つの言葉の意味に大きな違いはありませんが、「大」という漢字をつけることで、広がりの大きさを強調した言い方になります。