「古風」と「旧式」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「古風」と「旧式」の違いとは?違い

この記事では、「古風」「旧式」の違いを分かりやすく説明していきます。

「古風」とは?

「古風」とは古い習慣や流儀に沿っているものを指します。

現代的な価値観から見ると時代遅れなものと言うネガティブな意味で使われることもありますが、昔ながらの良さを感じさせる、いわばレトロな雰囲気や趣きという良い意味で使われることもある言葉です。

実際に昔から今まで続いているものを指して使うこともありますが、様式などを指す言葉でもあるので、比較的最近生まれたけれど昔を思い出させるようなものについても使われます。


「旧式」とは?

「旧式」とは型やデザインなどが古いことです。

昔からのしきたりや方式を指す意味もありますが、現代では一般的に考え方や作りが古臭いこと、時代遅れであることという意味で使われます。

そのためネガティブな意味で使われることはあっても、ポジティブな意味で使われることはありません。

より新しく良いものや時代に合うものがあるのに対して、古く時代にそぐわなくなったり、性能やデザインなどが時代遅れになったものを指す言葉と言えます。


「古風」と「旧式」の違い

「古風」「旧式」の違いを、分かりやすく解説します。

古い習慣や流儀に沿っているものが「古風」で、型やデザインなどが古いことが「旧式」です。

「古風」は古臭いというネガティブな意味だけでなく、昔の良さや趣きがあるというポジティブな意味でも使われます。

それに対して「旧式」は時代遅れというネガティブな意味が強く、ポジティブな意味では使われません。

「古風」の例文

・『古風な佇まいの館』
・『古風な女性』

「旧式」の例文

・『旧式のライフル』
・『旧式な儀礼』

まとめ

「古風」は雰囲気や趣きが昔っぽい、昔の様式を踏襲しているというのに対し、「旧式」は古く時代遅れと言えるようなものというのが違いです。

「古風」は悪い意味でもいい意味でも使われますが、「旧式」はネガティブなニュアンスを含めず使うことは合っても、いい意味で使われることはないという点も大きな違いと言えます。

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