「共々」と「相ともに」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「共々」と「相ともに」の違いとは?違い

この記事では、「共々」「相ともに」の違いを分かりやすく説明していきます。

「共々」とは?

2つ以上のものが同じ場所や行動を共にすることを表します。

例えば、「夫婦共々」「親子共々」「社員共々」などのように、ある集団や関係を示す名詞につけて使います。

この場合、「共々」はその集団や関係の全体を指すことになります。

また、「共々」は、2つ以上のものが同じ状態や感情を共有することも表します。

例えば、「喜び共々」「悲しみ共々」「感謝共々」などのように、ある感情や態度を示す名詞につけて使います。

この場合、「共々」はその感情や態度を強調することになります。


「相ともに」とは?

2つ以上のものが同じ状態や行動をともにすることを表します。

例えば、「相ともに歩む」「相ともに努力する」「相ともに喜ぶ」などのように、ある動詞につけて使います。

この場合、「相ともに」はその動詞の内容を強調することになります。

また、「相ともに」は、2つ以上のものが同じ目的や理想をともにすることも表します。

例えば、「相ともに平和を願う」「相ともに夢を追う」「相ともに未来を創る」などのように、ある名詞につけて使います。

この場合、「相ともに」はその名詞の内容を強調することになります。


「共々」と「相ともに」の違い

「共々」「相ともに」の違いを、分かりやすく解説します。

「共々」「相ともに」は、どちらも「一緒に」という意味の言葉ですが、使い方には違いがあります。

一般的に、「共々」は自分や自分の身内を含む場合に使い、「相ともに」は自分とは別の人や物を含む場合に使います。

「共々」の例文

・『夫婦共々、お祝いの言葉を頂き、ありがとうございます』
・『私は兄共々、野球が大好きです』

「相ともに」の例文

・『このプロジェクトはお客様と相ともに作り上げていきたいと思います』
・『人生は喜びと悲しみを相ともに味わうものです』

まとめ

「共々」「相ともに」は、似ているようで少しニュアンスが異なる言葉です。

ぜひ、それぞれの言葉の使い分けに注意しましょう。

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