「いかれてる」と「狂っている」の違いとは?分かりやすく解釈

「いかれてる」と「狂っている」の違いとは?違い

この記事では、「いかれてる」「狂っている」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「いかれてる」とは?

言っていることがずれていたり、周囲を不安にさせる動きする人を「いかれてる」といいます。

頭がおかしいと思う動きを見せては喜んだり、快感を覚える人は正常と思えず、危険な人物だと思うわけです。

例えば、入社式ではみな静かに席へ座っているというのに、一人だけ裸になって会場を動き回る姿は普通でなく、精神的におかしく、「いかれてる」と感じさせます。


「狂っている」とは?

頭と精神が正常ではないと思う人を「狂っている」【くるっている】といいます。

例えば、村を襲って人々を捕らえて、家の中に入って金品を盗むといった行為は悪意を感じるほど狂った行為になるわけです。

このようなところから、人が嫌がる行為を平気でして快感を得たような笑顔を見せる人を恐れます。

一方で、人とは違う大胆な行動ができるところに尊敬する人が褒める意味で使う言葉です。


「いかれてる」と「狂っている」の違い

「いかれてる」「狂っている」の違いを、分かりやすく解説します。

言動がずれていたり、周囲を驚かせる行動ばかり見せる人を「いかれてる」といいます。

頭がおかしいと感じて近づけば危険と感じるような人や、精神的に落ち着きが無い者という意味がある言葉です。

もう一方の「狂っている」は奇妙な行動してみたり、一人だけ周囲とは違う意見を貫くところがずれていておかしいと思う人を指すといった点が違います。

「いかれてる」の例文

・『奇声を発して仕事の邪魔する社員はいかれてる』
・『会議に金髪で現れた部長の姿は、どう見てもいかれてる』

「狂っている」の例文

・『妹の結婚式で酒に酔い、踊りまわる姉は狂っている』
・『奇妙な料理を作って食べる兄は狂っているが、嫌いではない』

まとめ

ほぼ同じような言動を見せる人を指す言葉ですが、使い方に違いがありますので、相手を観察してどちらの方が合っているか比べてから使いこなしてみましょう。

違い
違い比較辞典