「エッセンス」と「セラム」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「エッセンス」と「セラム」の違いとは?違い

この記事では、「エッセンス」「セラム」の違いを分かりやすく説明していきます。

「エッセンス」とは?

エッセンスとは、植物や動物から抽出したエキスやそれをアルコールに溶かして精油にしたものをいいます。

フランス語のessenceが語源で、essenceには物事の本質や神髄といった意味もあります。

それからエッセンスと呼ばれる美容液もあり、特定の成分が軽く濃縮されているものをいいます。


「セラム」とは?

セラムとは美容液の一種で、細胞の再生力を高める作用を持つ美容液のことをいいます。

セラムの語源は英語のserumで、血清という意味があります。

セラムは医学用語で、血液が凝固した後の上澄み部分を指す言葉でした。

血液が凝固すると、透明な薄い黄色の液体が上澄みにできます。

この血清には細胞の再生を促す作用があることから、肌の細胞の再生力を高める作用を持つ美容液をセラムと呼ぶようになりました。

セラムはエイジングケアに効果的として注目されています。


「エッセンス」と「セラム」の違い

エッセンスもセラムも美容液の一種で、その効果やテクスチャーはよく似ています。

エッセンスは化粧水と美容液の中間位のもので、美容成分の配合量は美容液の中では薄いです。

化粧水の後に用いるスキンケアアイテムで、サラッとした着け心地になっています。

セラムはエッセンスよりも美容成分の配合量が多く、特定の肌悩みに特化したものです。

とろみのあるテクスチャーで、肌細胞の再生を高める作用を持つ美容液になります。

美容液にはアンプルという種類もあり、最も美容成分の配合量が多いタイプです。

美容成分が最も薄いのがエッセンスで、その次がセラム、最も濃いのがアンプルになります。

まとめ

エッセンスもセラムも美容液ですが、美容成分の配合量に違いがあります。

美容成分の配合量は、セラムの方がエッセンスよりも多いです。

エッセンスはサラッとしたテクスチャーで、セラムには少しとろみがあります。

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