この記事では、「書いてある」と「書いている」の違いを分かりやすく説明していきます。
「書いてある」とは?
「書いてある」とは、「書物や新聞などに、文字や符号で記された状態のこと」です。
何かしらの意味を示す表記が残っていて、見たり読んだりできる状態を表します。
「書いてある」の言葉の使い方
「書いてある」は動詞として「記事に書いてある・あった」「掲示板に書いてあることを信じる」などと使われます。
「書いて」は動詞「書く」の連用形「書き」に、接続詞「て」が付いた「書きて」が変化した「イ音便」で、「文字や符号をしるして」「文章を著して」という意味、「ある」は動詞の連用形に接続助詞「て」が付いた語に続き、「ある動作や行為などの結果が現在まで引き続いている語」です。
「書いてある」で「文字や符号をしるしたものが現在まで残っている状態」になり、ある事実が継続している意味で使われます。
「書いている」とは?
「書いている」の意味は以下の通りです。
1つ目は、「現在、人が文字や符号を記す動作を続けていること」という意味です。
2つ目は、「人が書物や新聞などに、ある内容を記している事実を表すこと」という意味です。
「書いている」の言葉の使い方
「書いている」は動詞として「作文を書いている・書いていた」「小説を書いている」などと使われます。
「書いて」は「文字や符号をしるして」「文章を著して」という意味、「いる(居る)」は動詞¥の連用形に接続助詞「て」が付いた語に続き、「動作・作用の結果が、続いて現在もあることを表す語」「現在の状態を表す語」という意味、「書いている」で「文字や符号をしるす現在の動作のこと」「そのような文字や符号をしるした事実のこと」になります。
「書いてある」と「書いている」の違い
「書いてある」は「文字や符号をしるしたものが現在まで残っている状態」です。
「書いている」は「で「文字や符号をしるす現在の動作のこと」「そのような文字や符号をしるした事実のこと」です。
まとめ
今回は「書いてある」と「書いている」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。