この記事では、「心当たり」と「目星」の違いを分かりやすく説明していきます。
「心当たり」とは?
心当たりとは、心の中に思い当たることがあることをいいます。
「心当たりがある」とか「心当たりがない」といった使い方をします。
また、心当たりには、見込みや見当をつけた場所といった意味もあります。
「目星」とは?
目星とは、だいたいの見当でこれと決めたものをいいます。
思い当たるふしや見込みを表していて、「目星をつける」とか「目星がつく」といった使い方をします。
目星は元々、目印と同じ意味で用いられていました。
つけた印が星のように見えたことから目星という言葉が生まれたといわれています。
それから目星は、疲れた時などに目にちらつく星のようなものを表す場合もあります。
「心当たり」と「目星」の違い
心当たりは心の中に思い当たることがあることで、目星はだいたいの見当でこれと決めたものをいいます。
心当たりは心の中に既にあるものを指していますが、目星は自分からこうだろうと決めたものを指しています。
心当たりの方が目星よりもよく使われる表現になります。
また、目星は疲れた時などに目にちらつく星のようなものを指す場合もあります。
「心当たり」の例文
・『留守中に訪ねてきてくれた人の名前を聞き忘れてしまいましたが、心当たりはありますか』
・『このイタズラをした児童に心当たりがあります』
・『行方不明の愛犬にお心当たりのある方は連絡してください』
「目星」の例文
・『この事件の犯人の目星はついていますが、証拠がありません』
・『引き受けてくれそうな人に目星をつけてから打診しました』
・『お見合いをセッティングしてほしいと頼まれたので、この人が良いだろうと目星をつけています』
まとめ
心当たりは心の中に思い当たることがあることで、目星はだいたいの見当でこれと決めたものです。
心当たりの方が目星よりもよく使われています。