紙を束ねるのに使うホッチキスの「10号」と「11号」はどのような違いで区別されているのでしょうか。
今回は、ホッチキス「10号」と「11号」の違いを解説します。
「10号」とは?
ホッチキスの「10号」とは、「長さ5mm、幅8. 4mmの針」のことです。
「10号」の使い方
紙に金属製の針を通し曲げて束ねる文房具を「ホッチキス」といいます。
ホッチキスにはカタカナのコの字型をした専用の針を使用しますが、ホッチキスには対応する紙の厚さが異なるいくつかの種類が規格として存在します。
ホッチキスの針で長さが5mm、幅が8. 4mmの規格が「10号」です。
コピー用紙約20枚の厚さに対応する、最も広く利用されているホッチキスのサイズです。
「11号」とは?
ホッチキスの「11号」とは、「長さ6mm、幅10. 4mmの針」のことです。
「11号」の使い方
一般的に使われているホッチキスよりも一回り大きいサイズになります。
コピー用紙なら約40枚を束ねられます。
ホッチキス「10号」と「11号」の違い
ホッチキス「10号」と「11号」の違いは「針のサイズ」です。
長さ5mmで幅8. 4mmのコピー用紙約20枚を束ねられるのが「10号」、長さ6mmで幅8. 4mmでコピー用紙約40枚を束ねられるのが「11号」という針の大きさの違いで区別されます。
「11号」は「10号」に比べて長さは1mm、幅は2mm上回る大きい針で太さは同じですが互換性はありません。
「10号」のホッチキスには「10号」の針を「11号」のホッチキスには「11号」の針をそれぞれ使用します。
紙を束ねる性能だけで比較すれば「11号」は「10号」の上位互換にあたりますが世間一般で広く使われている「10号」はどこにでも針が売られているので購入しやすく価格も安価です。
「11号」はコンビニなどには置かれていないことが多く入手場所が限られるというデメリットがあります。
まとめ
ホッチキス「10号」と「11号」はサイズの違いで区別されます。
ホッチキス本体はそれぞれ特定のサイズ専用に作られているのでサイズを合わせて針を購入しましょう。