この記事では、「モカ」と「ラテ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「モカ」とは?
モカは、Mochaとも表記されている言葉です。
そんなモカは、イエメン南西部に存在する港湾都市を表す言葉となっています。
もっともそんなモカ港は、コーヒー豆の積出地として知られていた事から、この地から積み出されていたイエメン産とエチオピア産のコーヒーをモカと呼ぶ様になったのです。
「モカ」の言葉の使い方
モカは、イエメン産やエチオピア産のコーヒーに対して使われる言葉となっています。
かつてイエメンのモカという港湾都市からコーヒーが積出された事でコーヒー自体が広まったため、この地がコーヒーの発祥の地と呼ばれる様になりました。
そんなエチオピア産やイエメン産のコーヒーを合わせて、モカと呼ぶ様になったのです。
「ラテ」とは?
ラテは、イタリア語でlatteと表記される言葉となっており、ラッテと呼ばれる事もあります。
そんなラテは、牛乳やミルクを意味する言葉であり、そこから転じてカフェラテの略語としても使われているのです。
「ラテ」の言葉の使い方
ラテは、イタリア語で牛乳を意味する言葉であり、日本では主にカフェラテの略として用いられています。
ちなみにカフェラテとは、温めた牛乳にコーヒーを加えた飲み物であり、その様な飲み物に対してこのラテという言葉が駆使されているのです。
「モカ」と「ラテ」の違い
モカとラテの文字表記を見れば、違う文字が使用されている言葉同士であると直ぐに気付けます。
所がどちらもカタカナ表記で2文字の言葉であり、更にコーヒーに関連した言葉としても使われているのです。
とはいえモカは、イエメン南西部にある港湾都市と共に、イエメン産やエチオピア産のコーヒーを表す言葉となっています。
一方のラテは、イタリア語で牛乳という意味ですが、日本ではカフェラテの略語を示すのです。
まとめ
2つの言葉は共通する文字はないものの、どちらもコーヒーに関する意味を有しています。
ただしモカは、イエメン産やエチオピア産のコーヒーに対して使われる言葉です。
対するラテは、カフェラテを略した言葉として用いられています。